【転職活動の適切なタイミングを解説】求人が多い時期は?4月の活動は避けるべき?

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管理人 蓮
管理人 蓮

こんにちは、サイト管理人の蓮(れん)です。
この記事ではこんなお悩みを解決します!

転職を考えている人
転職を考えている人

転職活動に良い時期、悪い時期ってあるの?

活動解禁日が決まっており、比較的足並み揃えて行う新卒の就職活動とは違い、転職活動は個人個人のタイミングでの活動になります。

初めて転職活動をされる方は、

「求人が多い時期はあるの?」
「転職活動を避けた方が良い時期はあるの?」

など様々な疑問を持たれるかと思います。

そこで、この記事では転職活動の良い時期・悪い時期についてお伝えをしていきます。

この記事はこんな人が書いています。

・キャリアアドバイザー歴 3年半
☑︎総面談数 1,500名以上
☑︎サポートした方の入社数 250名以上

・人材業界歴 6年半

・国家資格キャリアコンサルタント保有

・本人も転職を2度経験

転職活動の適切なタイミング

【結論】4〜5月上旬の活動を避ければOK

結論からお伝えすると、4〜5月上旬に転職活動を避けていただければ、他の時期については大きなデメリットはありません。

1年を通じて、あえて活動時期のタイミングの良し悪しをつけるとすれば以下の通りとなります。

・1月〜3月上旬 ◎
キリの良い4月入社に向けて求人数が増える。
転職活動をするには良い時期だが、あえてデメリットを伝えるとライバルも多め。

・4月〜5月上旬 △
新入社員の受け入れで人事が多忙のため、求人クローズとなったり、選考結果が遅れたりする。
5月の連休明けまでは、企業とやりとりが発生する活動は控えた方が良い時期。

・5月下旬〜6月 ○
新入社員受け入れが落ち着き、中途採用が再開される。落ち着いて転職活動できる時期。

・7〜9月 ◎
10月入社に向けて求人数がやや増える。
夏期休暇が企業によってまちまちなので、そこだけ意識しておけば問題なし。

・10月〜12月 ○
1月入社を希望する求人も多く、求人数は問題なくある。

それぞれの時期について、詳細の解説していきますね。

4〜5月上旬の転職活動は避けた方が良い。その理由は人事が忙しいから。

この時期を避けた方が良い理由は、新入社員の受け入れで多忙になる人事が多いからです。

4月頭から入社式、新入社員研修、新入社員のフォローに追われて、この時期人事の方はレスポンスが遅くなることが非常に多く、中には忙しくなることを見越し、一時的に中途採用をストップする企業もあります。

もちろん全ての企業がストップする訳ではありませんが、たくさんの求人を見たい、スムーズに転職活動を進めたいと言う方は、4月〜5月ゴールデンウィーク明けくらいまでは、企業とのやりとりが発生する書類提出や面接は控えておくと理想的です。

なお、企業人事とやりとりが発生しない、職務経歴書や履歴書の作成や、企業研究などの活動は4〜5月上旬に行なっていただいてもデメリットはありませんので是非進めてくださいね☺︎

1月〜3月上旬の転職活動は◎ 〜4月入社に向けて求人数が増える〜

1〜3月上旬は、もっとも転職活動に適切な時期と言えます。

新入社員と違って中途採用は欠員補充の側面が大きいため、4月入社ではなく、年間随時採用していることが多いです。

ですが、中途採用であっても、4月にまとめて採用したいという企業もあります。
理由は以下の通りです。

・中途採用で比較的大人数の採用をしており、同時期に入社してもらって研修をまとめて行いたいため

・組織変更が行われる4月のタイミングで入社してもらうことで、企業側のスムーズな受け入れと、入社側も馴染みやすい状況を作るため

この理由から、1月から3月は年間でもっとも求人数が多い時期となり、企業人事も採用に積極的なので、内定も出やすく、活動には適切な時期と言えます。

また、1〜3月に活動をして4月入社をすると、同期が多いということもメリットの1つです。

なお、デメリットとしては、この時期に転職活動を行う人は多く、ライバルも増えるということがあげられます。

キャリアアドバイザーとして活動をしていての印象としては、ライバルが多いというデメリットよりも求人数が多く、人事の採用意欲が高いというメリットの方が上回っていますが、ライバルが多いということは念頭に置き、しっかりと面接準備などを行うとより良い結果に結びつくと思います。

詳細は以下の記事をご覧ください
新卒採用と中途採用って何が違うの?元エージェントが違いをわかりやすく解説

5月下旬〜6月の転職活動は◯ 〜マイペースに活動できる時期〜

5月下旬〜6月は、4月の新入社員受け入れが落ち着き、ゴールデンウィークも明けて、中途採用が再開される時期です。

転職活動者は、4月と10月入社に向けての活動、つまり1〜3月と7〜9月に動く人が増えるので、この間の時期はやや活動する人も少なく、マイペースに活動できる時期と言えます。

7〜9月の転職活動は◎ 〜10月入社に向けて求人数増。夏期休暇に注意〜

7〜9月も転職活動をするには良い時期です。

一般的に4月と10月に大型の組織変更を行う企業が多く、4月に次いで大きな人事異動のタイミングとなる10月入社に向けて求人数が増えてきます。

なお、8月は夏期休暇の時期であり、企業によって休暇時期はまちまちです。

休暇中は選考結果が返ってこない可能性が高いため、選考結果を早めに受け取りたい場合などは、企業の夏期休暇を確認し、選考結果がいつになるかなどを早めに確認しておくことをオススメします。

10月〜12月の転職活動は○ 〜1月入社の求人もある〜

10月〜12月も転職活動には良い時期と言えるでしょう。

一般的に組織変更が行われるのは4・10月の企業が多いため、4・10月よりも少ないものの、1月入社を求める求人数も比較的多く出ています。
組織変更が1月の企業もありますし、組織変更が4・10月の企業でも、四半期の区切りにも当てはまるためです。

また、新入社員よりも前に入社し、組織に馴染んだり、仕事を覚えておいてほしいという組織側の要望がある場合などは1月〜3月入社が重宝されるため、この時期も良い活動時期と言えます。

まとめ

この記事では、転職活動を行うのに適切な時期、避けた方が良い時期についてお伝えしました。

あらためて、以下が転職活動のタイミングについてのまとめとなります。

・1月〜3月上旬 ◎
キリの良い4月入社に向けて求人数が増える。
転職活動をするには良い時期だが、あえてデメリットを伝えるとライバルも多め。

・4月〜5月上旬 △
新入社員の受け入れで人事が多忙のため、求人クローズとなったり、選考結果が遅れたりする。
5月の連休明けまでは、企業とやりとりが発生する活動は控えた方が良い時期。

・5月下旬〜6月 ○
新入社員受け入れが落ち着き、中途採用が再開される。落ち着いて転職活動できる時期。

・7〜9月 ◎
10月入社に向けて求人数がやや増える。
夏期休暇が企業によってまちまちなので、そこだけ意識しておけば問題なし。

・10月〜12月 ○
1月入社を希望する求人も多く、求人数は問題なくある。


転職活動はそもそもストレスがかかるもので、不安もいっぱいだと思いますが、あなたの今後の人生を左右する大切なターニングポイントです。

こちらの記事を参考に、ぜひ自分にあったタイミングで転職活動を進めてみてください。

あなたの転職活動がうまくいくことを心から願っています!

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