こんにちは、サイト管理人の蓮(れん)です。
この記事では「しないことリスト」についてご紹介します☺︎
毎日忙しすぎて、あっという間に日々が過ぎていく・・・涙
突然ですが、あなたは毎日「時間がない・・・」「忙しい・・・」と口にしていませんか?
誰でも与えられる時間は平等に1日24時間ですよね。
その中で、何に時間をかけ何を捨てるかが人生の充実度合いを変えていくと言っても過言ではありません。
今日は、あなたの貴重な時間を、人生で大切なことに使うための「しないことリスト」についてご紹介していきます☺︎
「しないことリスト」とは?
「しないことリスト」の概要
しないことリストとは、その名の通り、自分が大切にしたいことのために時間を空ける手段として、「やらないこと」を決めてリスト化するというものです。
人間は新しいことにチャレンジするよりも、今やっていることをやめる方がハードルが低い生き物です。
新しい行動目標を立てたけれど、計画通りにできていない、自分はダメだ・・・となってモチベーションを失ってしまう前に、まずはやらないリストを作り、時間に余裕を作り出してみるのがおすすめです。
「しないことリスト」の作り方
「しないことリスト」を作る過程として、まず自分自身の日々の生活を振り返ってみることをおすすめします。
Step1:自分の生活を振り返り、多くの時間を費やしていることを洗い出す
Step2:Step1で洗い出した内容のうち、自分の人生にとってそれほど重要ではないものをピックアップする
例えば「通勤時間は自己研鑽にあてようと思っていたのに、いつもSNSを見ちゃうんだよな」みたいなことで良いです。
Step3:Step2のうち、自分の実現したいことの障害になっていそうな行動や考え方を洗い出す
例えば、通勤時間にYoutubeを見ていても、それがあなたにとって最高のストレス解消で、その後に素晴らしいパフォーマンスを上げるのであれば、そのまま続けていても構いません。
しかし、それが自分のパフォーマンスに繋がっていないのであれば、しないことリストに加えます。
「しないことリスト」を実践するときの注意点
「しないことリスト」には、根本的に自分を縛っている考えや習慣が反映されていることが多いです。
そのため、はじめから完璧にやめるのは難易度が高いということを頭に入れ、以下2点に注意してください。
1、初めからリストの数を増やしすぎない。
最初は1〜3つで十分で、その1〜3つが習慣になってきたら、少しずつ増やしていくのがおすすめです。
あまり多くしすぎると日常的に心がけるのが難しく、続けるのが苦になってしまいます。
2、初めから100%やめるのではなく、頻度を減らせたら成功とする。
ついついやってしまう習慣がしないことリストには反映されているので、やめるのには一定の慣れと意識の力が必要です。
初めから完璧にやめなくてもOKで、今までよりも頻度や時間を減らせたら成功として自分を褒めてあげてください。
やらないと決めたのに、ついついやってしまう・・・自分はダメだ・・・
と、自己肯定感が低下して挫折してしまうのはもったいないので、この二つには気をつけてみてくださいね☺︎
私の「しないことリスト」7選
ここからは、私の「しないことリスト」をご紹介していきます。
長年直したいと思っていた癖、やめたい思考パターンが洗い出されたリストになっています。
自分が少しずつでも変わっているのを感じるのは楽しく、完璧にではありませんが継続できています。
では、早速ご紹介していきます。
スナック菓子を食べない
2022年6月、私はスナック菓子を食べないことに決めました。
きっかけは、YoutuberのHonamiさん※が書かれた『大丈夫!すべて思い通り。一瞬で現実が変わる無意識のつかいかた』という本を読んだことです。
※Honamiさんは、Youtube登録者数21万人越え(2020年7月時点)で、引き寄せの法則や潜在意識を使って夢や目標を軽やかに叶えるためのヒントを発信されている方です。
その本には、タイトルの通り現実を変える無意識についての話が語られており、邪気を吸う物を溜め込まずに、自分の周囲を綺麗に保っておくことが大事という章の中で、”体内のゴミも手放さなければ運気が上がらない”という一説がありました。
部屋の片付けや掃除は好きで、環境は整っていたと思うのですが、食事に関しては非常にズボラで、ご飯は出来合いのお惣菜やカップ麺、時にはお菓子でご飯を済ませてしまうことも多々ありました。
そのため便秘気味で、30歳を超えた頃から運動不足も重なって、下腹やお尻がぽっこり。。
間違いなく、体内のデトックスが足りていないな・・・と反省しました。
関連記事:便秘の解消とダイエットに成功!
【4日間で−1.5kg!】『4日間で脂肪だけをキレイに落とす本』を参考にオプティマム・ファスティングを実践してみた!
とは言え、私はスナック菓子が大好き。
小さい頃からずっと好きで、ソファでゴロゴロしながらお菓子をつまみ、映画やYoutubeを観るのが至福の時間でした。
でも、健康のためにもそろそろ食べるのをやめたい。
しかし、生半可な気持ちではやめられないと思った私は、自分とある約束をすることにし、今は一切スナック菓子を口にしていません。
とある約束とは、「フリーランスで会社員時代にもらっていた年収を超えるまで、スナック菓子は食べない」というもの。
また、詳しくは別の記事で書いていきたいと思いますが、今もしっかり継続できています☺︎
過度な節約のために時間を浪費しない
フリーランスになった時、会社員時代から収入が激減したため、とにかく節約をしなければと考えていました。
関連記事:【キャリアに悩む方へ】私が年収900万円を捨て、自由な時間を優先した理由
電車賃を200円払えば5分で到着する距離を30分以上かけて歩いたり、少しでも安く日用品を買おうと、遠くのスーパーまで行ってみたり。
でも、冷静に目的に照らして考えるとおかしいな、と気づきました。
私はなんのために仕事を辞めたんだろう?
私は40歳になる頃には、週に1日3〜4時間働くだけで生活費を稼げるようになる、という目標を定めています。
そのために「会社員として安定した収入を捨ててでも、今自由な時間を増やし、その時間を不労所得を生み出す種蒔きをするために使おう」と決心し、会社を辞めました。
私がするべきことは、目の前の200円を節約することではなく、その200円で買った30分で未来への投資することです。
それにも関わらず、人間の思考とは不思議なもので、収入がなくなると「時間だけはあるから、自分の時間を切り売りすることでお金を節約しよう」と本末転倒な方向に走っていました。
それに気づいてからは、私は自分の時間価値を算出するため、退職当初の年収から自分の時給換算し、お金を使う時は自分の時給と比較して、使う価値があるか否かを判断するようになりました。
私の場合、退職時の年収が約900万円だったため、大体1日9時間、1年に240日働くとして、時給約4,000円と置いていました。
そう考えると、私の30分には2,000円の価値があるというロジックになります。
200円払うことで、30分自分の時間を生み出せるなら、それは払う価値のあるものになります。
今は、過度な節約はせずに、自分の時間価値を一番大切に考えて行動しています。
マルチタスクをしない
会議中に別の資料に目を通す、企画書を作っていてもチャットやメールが来たら即返信をする・・・これは私が会社員時代に日常的にやっていたことです。
即レスは相手に喜ばれますし、一見効率的ですが、実際のところこの様な仕事の仕方をすることで、明らかに以前よりも自分の集中力が低下していることに気づきました。
会議中に仕事をすると、結局会議内容は頭に入らず資料の読み直しがが必要になってしまったり。
また、プライベートなことですが、Youtubeを見ながらご飯を食べると、食事の味をあまり覚えていなかったり。
そして、マルチタスクを日々続けることにより、「気散り癖」とでもいうのでしょうか、色んな情報に気を取られて注意力散漫になり、私の脳は一つの仕事にコミットすることが難しくなってしまっていました。
どのくらい酷かったかというと、企画書を作っていて、あることの背景を調べるためにメールボックスを開いたのに、そこで新着メールを目にしてその対応を始めた挙句、本来の目的である経緯の検索するのを忘れてしまうという始末・・・
これはダメだと思った私は、色々調べてみました。
その結果、私の肌感覚だけでなく、実際のところマルチタスクは生産性が低いという研究結果が出ているということを知りました。
マルチタスクを行なっている時の脳の状態として、一度に複数のことを脳が処理しているわけではなく、短い間に何度も脳の中でスイッチの切り替えを行なっているだけ。
この脳の切り替えには、勿論リソースを消費するため、実際のところ40%ほど生産性が落ちるのだそうです。
それを知ってから、私は通知が来るものや、必要のないページは全てクローズしてから、「今からこれをやる」と決めた1つ事柄にコミットする訓練をしています。
今も気が散ることはありますが、何をしようとしていたんだっけ、というようなことは圧倒的に減りました。
目的なくスマホを見ない
会社員時代は固定給だったため、仕事以外の時間はスマホを見てぼーっとしていても年収は変わりませんでした。
しかし、会社を辞めてフリーランスになった途端、自分が働いた時間が収入に大きく影響してきます。
これまで何の気なしにぼーっとスマホを見て1時間、2時間経ってしまっていたのがどれだけ勿体無いことなのか身に染みるようになりました。
過去の嫌な記憶を反芻(はんすう)しない
過去に適性検査を受けた際、私は反芻(はんすう)思考が非常に強いという結果をもらいました。
反芻思考とはぐるぐる思考とも呼ばれ、嫌なことが頭の中を何度もぐるぐると回り続け、悩み続ける状態のことを指します。
特に私は人の反応や言葉に非常に敏感で、仕事で少し気になるメールが来ると、他のことに集中したくとも、頭に何度も勝手に浮かんできてしまい、その後の仕事に集中できなくなるということが続きました。
これは対処が難しく「考えないようにする」ということがなかなかできないため、自分の好きなことを気分転換に行うという対処が効果的だと言われています。
その方法も良いと思いますし、私は、暇な時間を作らないという対処法をとっています。
脳に余力があると、脳は勝手に余計なことを考え始めるので、仕事でも遊びでも良いので、極力空白の時間をなくすようにするととても効果的です。
起こりもしない未来を不安に思わない
人の心配事の96%は実現しないと言われています。
でも、私も人間の思考パターンについて学習する前は、将来のことばかり考えて不安になっていました。
「フリーランスで一銭も稼げず、数年後、会社員に戻りたいと思ってもどの企業も採用してくれなかったら・・・」などなど・・・
でも、考えても結局未来のことなど誰にも分かりませんし、どんなに万全の体制を整えても状況は変化します。
将来に対する不安な気持ちがムクムクと浮かんできたときは、考えるのをストップし、「今」自分ができることに思考をきりかえています。
人に自分の評価を委ねない
私は自己肯定感が低く、自分の信頼する人に認めてもらうこと、褒めてもらうことで自分を保って生きてきました。
お陰で、周囲から認めてもらえることが減ると自分はダメなんじゃないか・・・?とすぐに焦燥感に駆られてしまう。
上司やパートナーにも、精神的に必要以上に依存しており、その人の行動に一喜一憂していた様に思います。
それも20代前半のうちは良かったのですが、私が転職して20代後半に所属していた会社は個人事業主の集まりのような会社で、アウトプットさえ出せば何も言われない、上司とも連絡を取る頻度も少なく仕事の進め方の相談をする風土もあまりない環境でした。
そこで私は否応無しにセルフコントロールを余儀なくされ、試行錯誤を強いられることになりました。(はじめは辛かったです・・・)
モチベーションコントロールについて調べていたある日、こんな記事を読み、ハッとしました。
「周囲に褒めてもらおうなんていう考えは、謙虚ではなくむしろ傲慢だ。自分で自分を適切に評価でき、自分で自分を褒められる人こそ出来る人だ」
私は小さな頃から親に謙虚であれと言われ続け、それが「自分では自分のことを厳しく評価するのが謙虚な姿勢だ」と思い込んでいたことに気づきました。
どこか自分に厳しいことを”ストイック”だととらえていたようにも思います。
でも、傲慢と言われてぐさっと刺さり、人に褒めてもらうことは求めないようになりました。
まとめ
いかがでしたか?
しないことリストを作り、意識することで、時間を生み出せるだけではなく、
自分の悪しき習慣や思考パターンを少しずつ変えていくことができます。
大切なことにフォーカスし、充実した人生にするため、しないことリストを活用してみましょう。
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