【本・研修】『7つの習慣®️』まとめ|仕事もプライベートも成功し続けたい人のためのバイブル

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管理人・蓮
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こんにちは、サイト管理人の蓮(れん)です。
この記事ではこんなことをお伝えします☺︎

よく名前は聞くけど、『7つの習慣』ってどんな内容?

『7つの習慣』はスティーブン・R・コヴィー博士によって書かれ、今でも世界中のビジネスパーソンに支持されているベストセラー本です。

研修・セミナーとしても積極的に行われており、『7つの習慣』をカルチャーとして浸透させている企業もあります。

本記事を読むと、『7つの習慣』の概要が理解できます。

記事の最後には、読み終わった後にどう行動すべきかもご紹介しています。

それではいってみましょう!

管理人・蓮
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因みに私もこの本の大ファンです。
人生で何かつまづく度にこの本を読み返し、この教えに立ち戻ればなんとかできるのではないか、と思わせてくれる本です☺︎

『7つの習慣』を読むべき人

本書は以下のような悩みを抱えている方にオススメです。

・ビジネスでもプライベートでも成功し続けたい

・人生で大切なことについて、体系的にまとめられたもので学びたい

・小手先のテクニックではなく、人格的を高めたい

『7つの習慣』は、あなたが人生において最も大切だと思うことに、深く効果的に取り組むための普遍的な法則が書かれている本です。

この本を読んで実践し続けることで、常に成長し続けることができ、周囲との人間関係性が改善されます。

『7つの習慣』基本情報

本書の基本情報は以下の通りです。

書籍名:『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』
著者:スティーブン・R.コヴィー
出版社:キングベアー出版
出版年:2013年8月30日

著者:スティーブン・R・コヴィー氏について

リーダーシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍。
プロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。
ユタ州立大学商経学部終身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。妻、家族とともに米国ユタ州で暮らした。
2012年7月、79年の生涯を閉じた。
完訳 7つの習慣 30周年記念版』より

コヴィー氏は既に亡くなられていますが、ご縁あってコヴィー氏と接点がある方とお話ししたことがあるのですが、とてもフランクで素敵な方だったそうです。

『7つの習慣』の概要

本書はタイトルの通り、人生において成功し続けるための「7つの習慣」が紹介されています。

この習慣は、コヴィー氏が成功者たちの行動を分析し、普遍的に効果があると実証したものです。

7つの習慣は以下の3つに分類され、それぞれで成功をおさめる原理原則が書かれています。

・第1〜3の習慣:私的成功
いわゆる「自立」のこと。”自分との約束”を守ることを目的とします。

・第4〜6の習慣:公的成功
良い意味で、相互に依存し合うこと。”他人との約束”を守ることを目的とします。

・第7の習慣:
第1〜6の習慣を達成し続けるために、自らをブラッシュアップすることを目的とします。

では、7つの習慣を一つずつ解説していきます。

第1の習慣:主体的である

第1の習慣は、自己責任の大切さについてです。

一言でまとめると「自分には選択の自由があり、自分の幸せの責任は自分自身にある」ということです。

遺伝や環境が人生に及ぼす影響は実際にありますし、上手くいかない時は特に外部に原因を求めたくなるのが人間の性というもの。

しかし、人生で何が起ころうとも、起こったこと(刺激)に対してどう反応するかは、選択の自由があります。

人間に与えられている「自覚・想像・良心・意志」という4つの能力を使うことで、どう感じるかも、その後どう行動するかも自分自身で決めることができるのです。

第2の習慣:終わりを思い描くことから始める

第2の習慣は、パーソナル・ビジョンについてです。

全てのものは、二度創造されるとコヴィー氏は述べています。

・第一に知的創造
・第二に物的創造
です。

一段階目の知的創造の段階で、自分が得たい結果を明確に思い描いておくことで、
望む結果に近づき、自らの人生を自分で作り上げることができます。


その考えの延長として、ミッション・ステートメントを書くことが効果的です。
ミッション・ステートメントとは、自分の人生において、あらゆる決断の土台となる憲法のことです。

・自分に強く影響を与えた人を数名思い描き、その人たちの特性を書く

・自分自身の発見を行う
ー自分らしさとは?
ー自分の才能や資質は何か?

・ビジネス・プライベートにおいて、自分の大切な役割は?

などを自分に問いかけながら、ミッション・ステートメントを作成し、それに基づいて行動していくことで、自分の人生の方向性を間違わずに済むとコヴィー氏は述べています

第3の習慣:最優先事項を優先する

第3の習慣は、パーソナル・マネジメントの習慣です。

成功している人の共通点として、「重要なこと」に時間を使っていることがあげられます。

重要でないことは人生から排除し、最重要事項にフォーカスすることが大切なのです。

最優先事項にフォーカスする方法として、「時間管理のマトリックス」を使います。

起きる事象を「重要度・緊急度」×「高・低」でジャッジメントし、以下の通りに分類します。

第一領域:重要度が高く、緊急度も高い
例)トラブル対応、納期が迫っている仕事など

第二領域:重要度が高く、緊急度は低い
例)将来に向けた自己研鑽、創造的思考、人間関係づくりなど

第三領域:重要度が低く、緊急度が高い
例)意味のないメール・電話対応、不必要な会議など

第四領域:重要度が低く、緊急度も低い
例)見せかけの仕事、目的のないSNSやネットサーフィン、噂話など

つい緊急度の高い第一・第三領域に時間を使いがちですが、意図して第二領域を優先すること重要さが説かれています。

日頃から、自分は今どの領域にいるか?この領域にいるとどのような結果になるか?を自問自答し、価値のある時間を継続して積み重ねることで、成功に近づくことができます。

第4の習慣:Win-Winを考える

第4の習慣は、相互利益の習慣です。

人間関係において、互いの利益を追求し続けること(Win−Win)の大切さを説いています。

人間関係と記載しましたが、ビジネスにおいての会社同士の関係性でも同様といえます。

本書の中で、関係性は以下の6つに分類されています。

Win−Lose:自分に利益があるが、相手から搾取している状態のこと

Lose−Win:相手は利益があるが、自分は搾取されている状態のこと

Lose−Lose:互いに利益がない状態のこと

Win:自分だけが利益があり、相手のことはどうでも良い状態のこと

Win−Win:互いに利益のある状態のこと

Win−Win or no deal:互いにとって良い解決策を探し、それができなければ取引しない

自分が成功するために、他人から搾取する必要はありません。

自分と同じように、相手のWinも考えることで、豊かな人間関係を築き、人生も充実させることができます。

第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

第5の習慣は、共感によるコミュニケーションの大切さについてです。

悩み事を相談したときに、「自分にもこんなことがあってね、自分ならこうするよ・・・」と、自分の経験や価値観を通してアドバイスされたことはありませんか?

または、ご自身の経験を振り返って、やっている覚えがあるという方もいらっしゃるかも知れません。

コヴィー氏はこれを「自叙伝的な聞き方」と名づけています。

この聞き方は、相手への理解を妨げ、信頼関係も低下させます。

まずは自分が相手を理解すること徹し、集中して話を聴くことから、豊かな人間関係が生まれます。

適切な反応やアドバイスをしなければと思う必要はないし、沈黙を恐れる必要もないので、まずは相手の話を徹底して聴くところから始めましょう。

第6の習慣:シナジーを創り出す

第6の習慣は、創造的協力についてです。

シナジーを創り出すとは、「1+1を3や10や100にすること」です。

シナジーを創り出せている時は、以下のような変化が感じられます。

・新しいエネルギーや興奮した気持ちを感じる

・以前よりも相手が大切な存在だと感じる

・最初のアイデアよりも、良いアイデアが生まれる(第三の案)

反対に、シナジーが創り出せていないときは、自分の立場を守ろうとしたり、現状に凝り固まったりしてしまっています。

その結果、対立するか、我慢をするかという望ましくない状態に陥ります。

シナジーをつくりだすため重要なこととして、以下があげられています。

・違いを尊重する

・第三の案を探す

人はそれぞれ個性があり、互いに尊重し、多様性を受け入れることがシナジーへの第一歩となります。

第7の習慣:刃を研ぐ

第7の習慣は、毎日の自己最新再生についてです。

初めにも述べたように、第7の習慣は、第1〜6の習慣を達成し続けるために、自らをブラッシュアップする習慣です。

コヴィー氏は、この習慣について、4つの側面を重視しています。

・肉体:運動、栄養、休息、ストレスマネジメント
・情緒:大切な人間関係を強化する、シナジーを創り出す
・知性:読書、学習
・精神:貢献、価値観の明確化、感動、自然とのふれあい

日々の活力を得るために、自分のための時間をとり、自分と対話し、ケアすることも大切です

『7つの習慣』を読み終わった後に実践すること

以上、『7つの習慣』のご紹介でした。

読んで終了ではなく、日常生活の中で7つの習慣を活かすことが何よりも重要です。

第一の習慣の”主体的である”のような、意識変革に近い内容もありますが、以下はすぐに行動に移しやすいため、本書を読み終わった後に実践してみてください。

緊急度は低いが重要度が高い予定を優先する

重要度が高く、緊急度の低い活動である第二領域。

例えば、今あなたが勉強したいと思っているのに時間が取れていなかったり、大切な人との時間をおろそかにしているのであれば、今すぐその予定を最優先でスケジュールに入れ、すぐに行動し初める。

言い訳はせずに、今すぐやることが大事です。

話を聞くときに、理解に徹する
仕事においても、プライベートにおいても、相手の話を聞くことを徹底してください。初めは癖で、自分の考えや意見したいことが頭をよぎると思いますが、決して口に出さず相手の話を共感しながら聞いてください。

コヴィー氏は、『7つの習慣』のうち1つでも実践すれば、すぐにでも変化を感じることができると述べています。

全てを初めから完璧に実践しようとせず、小さな行動からで良いので今日から必ず変えていくことをお勧めします。

また、本書の考えに共感した方は、一度読んで終わりではなく、くりかえし読んで考え方を自分の中に根付かせてください。

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