【キャリアに悩む方へ】私が年収900万円を捨て、自由な時間を優先した理由(良い子は真似しないで)

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管理人・蓮
管理人・蓮

こんにちは、サイト管理人の蓮(れん)です。
今日は、私事ですが、私がフリーランスになった経緯についてお話させていただきます☺︎

今、会社を退職し、フリーランスを選択する人が増えてきています。

しかし、真面目で慎重な方にとっては、会社員を辞めるという選択はとても勇気のいる選択ではないでしょうか。

真面目な人
真面目な人

フリーランスって不安定じゃない?
会社辞めちゃって大丈夫なのかな・・・

実際、私もそうでした。

会社員を辞めることを決断するまでに、少なくとも2年はかかりました。

この記事では、私が31歳で年収900万円の待遇を捨てて退職し、稼ぐ見込みほぼゼロのフリーランスを選択した理由を話していきたいと思います。

私は少々極端な選択をしているので、参考にしてほしいとは言えないのですが、フリーランスとしてチャレンジしたいけれど、会社員のままでいるべきか否か悩んでいる方に、とある体験談として少しでも役に立てれば幸いです。

私が会社員を辞めた一番大きな理由

私が会社員を辞めた理由は、とてもシンプルで「不労所得の基盤作りをする気力と時間を生み出すため」です。

これまで会社員として10年近く、ハードワークな環境で働いてきたと思います。

良い時もあれば悪い時もあり、働くってこんなものかな・・・とも思っていましたが、あるきっかけがあって退職を決意しました。

会社員を辞めることを考えたきっかけ

私が会社員を辞めることを現実的に考え始めたのは29歳の時です。

それまでも辞めたいと思うことはありましたが、あくまで一時的な気持ちでした。

きっかけは体調を崩したことです。

それまで私は、定年まで会社員として働き続け、労働対価としてお給料をもらい続けることに何の疑問も抱いていませんでした。

仕事はハードでしたが、やりがいを感じていましたし、ある面では仕事を一生懸命頑張っている自分に満足していました。

年収に関しても、20代後半から700〜900万円ほどの収入になり、年齢と仕事内容にしては高かったと思っています。

紆余曲折ありながらもぼちぼちキャリアを積んでいた中、その価値観を大きく変えるきっかけになったのがPMDD(月経前不快気分障害)の発症と悪化でした。

29歳になってすぐ、明確な原因はわかりませんが、以前から少し症状のあったPMDDが悪化し、仕事に支障をきたし始めました。

女性の方は詳しいかも知れませんが、月経前に出る諸症状のうち、身体の不調をPMS、精神的な不調をPMDDと言います。

PMDDの一般的な症状として、うつ状態になる、激しい絶望感、不安感、自己否定感を感じる、泣くことや怒りっぽくなることが多くなる、などがあげられます。

私は特に絶望感や自己否定感が強く、生理前になると訳もなく悲観的になって勝手に涙が出てきたり、ちょっとした刺激で取り乱して不安定になったり、ひどい時にはこれから一生自分には何もいいことなんて起こるわけがない。もう疲れたから消えてしまいたい・・・と思うほどでした。

仕事はなんとかこなしていましたが、何よりもポジティブで気合と根性はあると思っていた自分の変化に自分自身がついていけず、身体も心もボロボロで休職も検討しなければならないほどの状況に追い込まれました。

いつまでも元気なわけではなく、いつまで働けるか分からない

上司にも状況を相談して仕事量を調整してもらい、仕事をセーブしながら働く日々となり、少し時間的余裕ができた私は、危機感を改めて噛み締め、考えました。

綺麗事じゃなく、生きるのにはお金がかかる。

父母の老後だって面倒を見てあげたい。

私だってお金の心配が常にある生活は嫌。

でも、この症状はいつ安定するか分からない、いつまで働けるか分からないし、PMDDは治ったとしても、今後いつ何が起こるか分からないんだ・・・

色んな本を読み、悶々と考え、私が出した結論が不労所得を作ることでした。

どうして会社員として安定した収入を得ながら副業をしなかったのか

どうして会社員として安定した収入を得ながら不労所得作りに手を出さなかったの?と思われる方はたくさんいらっしゃると思います。

最近は、本業をしっかりされながらも、副業でご自身の強みを活かして成功されている方はたくさんいらっしゃいますよね。
本当に素晴らしいと思います。

私がなぜそれをしなかったのか。

それは、私は仕事と他のことの両立がどうしてもできなかったからです。

約2年間、不労所得作りと仕事をうまく両立しようとしてみましたが、元々一度に一つのことしか頑張れない性質な上に、病み上がりの私にとっては体力的にと言うよりも精神的にきついものでした。

また、専門職ではないにも関わらず、年収900万円という悪くない金額をもらえる仕事と言うこともあり、それなりに仕事量も精神的な負担もある日々を送っていました。

結局、頑張ろうとしても頑張れない→頑張れない自分を責める→自己肯定感が下がる→精神的に辛くなる→頑張れない・・・の悪い無限ループにはまっていきました。

このままじゃ、いつまで経っても変われないんじゃない?

管理人・蓮
管理人・蓮

もうだめだ。人は頑張れることと頑張れないことがある・・・


この方法で頑張れないならやり方を変えるしかない。

お金に関してはきちんと管理してきており、当時1,700万円ほど総資産があり、1年間の自分の支出が税金含めて約360万円でした。

そのうち家賃が150万円だったため、引っ越しすれば300万円ほどに下げられることも分かっており、少なくとも5年くらいは収入がゼロでも暮らしていける状態でした

一度会社を辞めて「不労所得作り」に注力する方がここ1、2年給料をもらうより将来的に有意義なのではないか・・・

そして何より、疲弊してどんどん下がっていく自己肯定感を食い止めないとチャレンジする意欲が削がれていく・・・

そう考え、私は会社を辞めることにしました。

会社員を退職して、フリーランスとなった今。

退職した今どんな気持ちかと言うと、会社員の時に感じていた焦燥感のようなものがさっぱりとなくなりました。

会社員時代は、

「自分なんか何やっても上手くいきはしない・・・」

と新しいことにチャレンジするのも一苦労だったのですが、今は色んなことへの興味関心欲が上がってきてとても幸せです。

健康的な生活ができ、自己肯定感も上がり、毎日自分のやりたいことに力を注げているからだと思います。

また、インプットに留まらず、自分の考えや経験のアウトプットも行う時間ができたことも、精神的な満足感につながっていると感じます。

仕事を辞めて自分の時間を作るという選択は大正解だったと思っていますし、数年後もこの選択は大正解だったと思えるようにこれからの日々を意欲的に生きていきたいと思っています。

収入が激減したことに関しては?

年間900万円の給与がなくなり、収入が激減したことに関しても、自分でも驚くほど後悔はありません。

会社に在籍している時の方が、定期的に入ってくる収入を手放すことにとても抵抗がありましたが、退職して自由を噛み締めているうち、私にとってはお金よりも自由でストレスのない時間の方が絶対に絶対に価値が高いことを実感でき、お金に対する執着が薄れました。

決して、見切り発車の退職を勧めるわけではありませんが、もし今疲れ切って新しいことにチャレンジする気力もない方がいらっしゃったら、今あるものから逃れることで見える新しい景色がある、と言うことをお伝えできればと思います。

個人的かつ、長文の文章をここまでお読みいただきありがとうございました。

管理人・蓮
管理人・蓮

皆さんも、自分らしく生きる選択ができることを願っています!

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